世界中の企業やユーザーから注目されているメタバース。
最近では、メタバースにおけるビジネスの展開や、メタバースゲームの収益化などが話題となっています。
この記事を見ている方の中にも、
「メタバースを体験してみたい」
そう考えている方が多くいるでしょう。
メタバースと聞いて、ハードルが高いイメージを持つ方もいると思いますが、実際のところはそこまで難しくありません。
今回は、これからメタバースを始める方に向けて、具体的な始め方や注意点について詳しく解説していきます。
メタバース=難しいは間違い?
メタバースとは、ネット上に構築された仮想空間のことです。
ブロックチェーンやNFTなど、聞き慣れない専門用語が飛び交うこともあり、中には難しく考えてしまっている方もいますが、実際はそこまで難しくありません。
メタバースでは、世界中のユーザーとコミュニケーションを取ったり、ゲームをプレイして収益を得たりできますので、
「難しそうだから」
という理由で敬遠するのは非常にもったいないです。
少しでも興味を持っている方は、今回紹介する手順を参考に、メタバースの世界に飛び込んでみましょう。
メタバースの始め方
では早速、メタバースの始め方について詳しく解説していきます。
ステップ1:メタバースに登録
ネット上には、様々なメタバースが存在しています。
それぞれで特徴が大きく異なりますので、まずは気になるメタバースを選んで登録をしましょう。
登録に必要な作業やものは、サービスによって異なりますので、事前に確認しておいてください。
ステップ2:仮想通貨取引所で口座開設
お目当てのメタバースが見つかり、登録作業が完了したら、次は仮想通貨取引所で口座開設を行います。
こう聞いて、
「なぜ仮想通貨取引所?」
という疑問を持った方もいると思いますが、メタバースでアイテムや装備を購入する際は、ほとんどの場合で仮想通貨が必要です。
仮想通貨を購入するためには、取引所の口座を持っていなければならないため、まだ口座開設が済んでいない方は、できるだけ早い段階で口座開設を行っておきましょう。
ステップ3:仮想通貨を購入
仮想通貨取引所での口座開設が完了したら、日本円を入金して仮想通貨を購入します。
ご存じかもしれませんが、仮想通貨にはたくさんの種類があり、それぞれで特徴も違えば価格も違います。
どれにしようか迷っている方は、まずはビットコインやイーサリアムなどのメジャーな通貨を購入するのがおすすめです。
ステップ4:ウォレットを作成
仮想通貨を購入したら、次はその仮想通貨を保管するためのウォレットを作成します。
ウォレットは、購入した仮想通貨をメタバースで使用する際に必要になりますので、必ず作成しておきましょう。
仮想通貨ウォレットには様々な種類がありますが、
「よくわからない」
という方は、最も有名な「MetaMask」を選ぶのがおすすめです。
ステップ5:購入した仮想通貨をウォレットに送金
ウォレットの作成が完了したら、利用するメタバースプラットフォームと連携させ、購入した仮想通貨をウォレットに送金してください。
ここまでの準備が完了したら、いつでもメタバース内でアイテムなどを購入できるようになります。
メタバースを始める前に揃えておきたい機材
では次に、メタバースを始める前に揃えておきたい機材をいくつか紹介していきます。
これから紹介する機材を用意しておくことにより、快適にメタバースを楽しめるようになりますので、本格的にメタバースの世界に浸りたい方はぜひ用意してみてください。
PC
近年では、スマホに対応しているメタバースも登場しています。
スマホでもプレイできる場合は、無理をしてPCを用意する必要はありません。
ただ、メタバースの歴史が浅いということもあり、現状はスマホ対応していないメタバースの方が圧倒的に多いです。
また、スマホ対応している場合でも、PCの方が快適に操作が行えるため、ストレスなくメタバースを楽しみたい方はPCを用意しましょう。
VRゴーグル
メタバースは、スマホやパソコンがあれば利用できます。
ただ、メタバースならではの醍醐味や魅力を体験したい場合は、VRゴーグルやコントローラーなどの周辺機器を用意しておくのがおすすめです。
VRゴーグルについては、2,000円~5万円ほどと価格に大きな開きがありますので、予算や性能などを加味しながら慎重に探していきましょう。
VRヘッドセット
先ほど紹介したVRゴーグルに加え、VRヘッドセットを用意するのもおすすめです。
そうすることによって、目と耳でメタバースの世界を体験できるようになります。
スマホでプレイする場合、通常はPCよりも没入感が低下してしまうことが多いのですが、ヘッドセットとゴーグルをつけるだけでも、PCさながらの臨場感を楽しめるようになりますので、気になる方はぜひ試してみてください。
メタバースを始めるときの注意点
では次に、メタバースを始めるときの注意点をいくつか紹介していきます。
仮想通貨は慎重に扱う
メタバースをプレイするためには、ほとんどの場合で仮想通貨が必要になります。
そんな仮想通貨を送金する際は、アドレスを入力しなければならないのですが、アドレスを1文字でも間違えると送金した仮想通貨が二度と戻ってこなくなりますので、慎重に行わなければなりません。
メタバースアカウントの管理を慎重に行う
仮想通貨と同じく、メタバースアカウントの管理も慎重に行う必要があります。
仮にパスワードやリカバリーフレーズなどが流出してしまうと、アカウント乗っ取りの被害に遭う可能性が高くなります。
そうなれば、単純にアカウントを乗っ取られるだけでなく、保有している仮想通貨やNFTを盗まれてしまいますので注意してください。
怪しいURLやメールは開かない
メタバースに注目が集まっている昨今においては、メタバースに関連する詐欺や悪質商法が増えています。
仮想通貨やNFTの盗難などを避けるためにも、怪しいURLやメールは開かないようにしましょう。
また、SNSを使って高額コンサルや高額商材へ誘導しようとするユーザーも増えていますが、メタバースは時代の進化とともに登場した新しいサービスであり、お金を稼げる魔法のツールではありません。
「メタバースで一攫千金を狙う方法を教えます」
というような怪しい勧誘が来たとしても、絶対に引っかからないようにしてください。
依存に注意
メタバースは、現実世界とは異なる非日常体験ができます。
非常に不思議な魅力を持つ空間であり、気づいたらのめり込んでしまうこともありますので注意が必要です。
メタバースに依存し、現実世界が疎かになってしまっては元も子もありません。
メリハリを持って楽しむためにも、プレイする時間を決めるなどの対策を行っておきましょう。
まとめ
メタバースと聞いて、難しそうなイメージを持つ方もたくさんいると思いますが、実際はそこまで難しくありません。
仮想通貨取引所で口座開設をしたり、ウォレットとメタバースを紐づけたりといったような、若干複雑な作業は必要になりますが、そこまで難易度が高いものではありませんので安心してください。
今回紹介した手順通りに進めていけば、誰でも気軽にメタバースの世界を体験できるようになります。
ただし、メタバースはネット上の仮想空間であり、現実世界における常識やルールが通用しない世界でもありますので、情報の取り扱いには十分注意しましょう。
メタバース空間にはメタバースを学ぶ、
アバターで通学できる学校もあります。
暗号資産取引所の口座も不要で、だれでも気軽に入学できます。
卒業するとメタバースエンジニアを目指せる知識が身に付きますので、興味がある方は無料の資料をダウンロードしてみましょう。
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